ポンプ祭第二弾を明日に控え、俺は回転寿司を死ぬほど食っていた。

しかも昼飯にね。

「オニオンサーモン、マジうめぇ！」

あまりの喰いすぎに、眠くなって仕方ない俺。
家に帰ってから暴れん坊殿下と並んで昼寝。
たっぷり過ぎる睡眠を取る。

夜。
ピックアップ予定の面々と最終確認を取り、23時過ぎに

「さ、明日も早いし寝よう！」

と意気込んで寝る。
どうだい？気合入ってるだろう？

ガッツリ寝入ったものの、横で寝ていた娘の寝相の悪さに悩まされ起きる。
携帯を見ると、1時30分・・・・
なんてこった、もう朝方かと思ったのに。
再び寝入ったものの、今度は両サイドから娘と息子に蹴られ起きる。
携帯を見ると、3時30分。
寝ようとするも寝れず、断念して起きる。
着替えを済ませ、時計を見るがまだ3時40分。


「・・・・Gジェネでもしてるか・・・」

予定時刻に目覚ましは掛けたままなので、うっかり寝ても大丈夫。
とGジェネに興じる。

ひたすらアッガイ育てに興じる事小一時間、

「もうすぐ着きます」と小田原班みぞっちから連絡。

「え～今いいところなのに」

「俺のアッガイたんが・・」

本末転倒な俺は、渋々セーブして家を出る。



2008/3/2　0450　03がギャロップに合流


最寄のスタンドでガス補給し、暗闇の中を湾岸線を疾走。
90k巡航くらいでゆっくり走り、定刻通りに西葛西着。
が、珍しくバロッソが居ないので、面倒クサイ顔で電話。

ボン、ボン、ボボボン・・例のようにStandByMeのイントロが始まり、
微妙に俺のテンションが上がる。

が、「はい・・」とローなバロッソがすぐに電話に出た。

「うぇんだない♪」まで待てよ！


ゲ：「もう出発するよ・・・」
バ：「あ・・はい・・・」

何！何そのローテンション！



2008/3/2　0600　ギャロップ　回収ポイントで06を収容


さて・・・とナビを設定しようとしたら、フィールド近くの変電所が見つからない。


「Fuck! 行き先がわからないぜ！」

面倒くさいので、とりあえず高速を吹っ飛ばす。

道中、「鼻の穴にチンコは入るのか」という話題で盛り上がっていたら、
あっという間に予定ポイントに到着。
高速降りてからが問題だと思ったが、難なくスリーエフに着。



うむ・・・・・・早すぎたな・・・・・



2008/3/2　0710　ギャロップ　小隊合流予定ポイントへ到着


コンビニで朝飯を買い、ボンヤリ喰いながら、
リリーマルレーンとヨーツウヘイムに到着を打電。

そうこうしていたら、ぴこはん登場。
登場して挨拶もままならぬうちにトイレに駆け込んで長いこと
出てこなかったぴこはん。ぴこはんがトイレにこもっている間に、
ワタさんとぴこはんフレンドが合流。

待ちきれない俺はフィールドへの移動を決断。
車を動かそうという瞬間に、ミネ号が到着。

が、窓から手を振っただけで走り去るギャロップ。


HAHAHA！待てないのだよORE！


「よいこくらぶ」という名のラブホテルと
「秀爺の堆肥」の看板を左折し、
細道を行くと、再び「秀爺の堆肥」の看板が。


「本物は違う！」と力強く書かれているのを見て、
秀爺が和式便所で踏ん張っている姿を想像し手元が狂う。



「きっと・・・限定生産だな・・・」



そんな俺の失笑をヨソに、フィールドに到着。



「う・・・・ううん・・・・」

溜息を漏らす一同。
設備が整ったUNION系列に慣れすぎてしまったポンプ小隊。

「せ、セーフティはどこだろう・・・」

とセーフティのど真ん中でセーフティを探す。

そうだったな。サバゲってこんなところでやってたよ。

ボンヤリと景色を楽しんでいるメンバーを尻目に、
そそくさと装備を下ろして、一番テーブルっぽい良席をゲット。

HAHAHA！ボンヤリしてるからさ！

装備を身につけ、俺のイカすヘルメットを皆に見せて、
さて・・と思ったが、弾が来ない。
このフィールドは専用弾だから、弾が来ないと準備が出来ない。

またボンヤリタイムが開始。

続々とメンバーが合流し、全員集合。
本日のメンバーは

ゲロ、バル、みぞっち、ぱんつまん、ぴこはん、シンゴ、マロ、
ミノル、レンジャー、かつひで、ミネ、魔女、m0ri、ぴこはんフレンド、
ワタ、ピロシ、（うん）こー君。

そんなプロローグ。




Game01：15分リスポン有り赤黄戦




今回は図解入りだよｗ
Excelを駆使して作ったが、最後JPGに変換した辺りで画質が
ガタ落ちしたが、逆に「ふいんき」って事で気にするなよ。

※便宜上フィールドの各ポイントをD～Lと名称付けしました。

「J」をスタートしたREDチーム。

REDチームは、
ゲロ、バル、ぴこはん、ミノル、ワタ、m0ri、ピロシ、こー君。

ポイントマンは06（バル）で、「K」を経由して・・Kだけに経由ね・・・（ぐはっ）
中央の砦に到着。
ポイントマンが地形を理解しているはずもないので、
ポイントマンとの距離は十分に開けて行軍するREDチーム。

砦を抜けて「H」付近に立ち、キョロキョロと周囲を見回していると、
「I」から銃撃を受ける。

バシッ！バシッ！バシッ！

熊笹に助けられなんとか生き延びた俺。
危ない。ありがとう熊笹。
実はこの日一日は、かなり熊笹に助けられた一日だった。

冷や冷やしながら砦に下がる。

06と状況を交信するも、なんだか良くわからない。

付近に居るのは18（ミノルさん）と、後段に12（ぴこはん）。

砦で18とI方面と交戦していると、突然今度は背後から攻撃を受ける。
バチ！バチ！バチ！バチ！
砦の外壁に助けられた俺。

危ない。ありがとう砦。

どんだけ間抜けなんだ俺！

相変わらずスロースタートな俺は、まったく調子が出ない。

振り返り応戦するも敵の姿はブッシュに消える。
タコツボに居た12が応戦中であったので、再び06と交信。

「援護に回ります！」と元気な06の回答。、
だが、オマエが元居た場所の戦力ダウンは問題ないのか？
と思ったが、その付近にはピロシ君＋こー君のマルチカム組と
m0riさんの姿があるので大丈夫なんだろう。

颯爽と12の支援に回った06であったが、06自身のレポートにも
あるようにまんまとマロさんに仕留められた06。
12に任せておいた方がよかったんジャマイカ。

その後、12もダウンした気がするが、
結局このゲームは砦周辺で18と生き延びた気がする。



Game02:15分リスポン有り赤黄戦（裏）





その裏。
早速電動ガンを捨てた俺はM1を握り締め戦場へ。
Fを発した06+12+01+ワタさんの分隊はDまで進軍。
Dにワタさんが陣取り、06と12がブッシュの中へ。
ブッシュが大嫌いな俺は、一人で道を進む。
通じてんだか通じてないんだかのハンドサインを06と交わし「G」に到達。

静かだなぁ。

と通路を見ていると、死亡したYELLOWチームの誰かが
Jでリスポンしようとしていた。
ここからだとリスポンキルになっちゃうしな・・・・

なんて思っていたら、突如ヤブの中からミネさん登場。

虚を突かれた俺は完全に防御モード。

ズバシ！

とミネさんの初弾が発射され、距離と言い、銃身の向きと言い、
もはやコレまでと覚悟を決めた。

ら。

放たれた弾は、
俺の目の前に一本だけポツンとあった熊笹に弾かれてあらぬ方向へ。

「あれ？」

「あれ？生きてる？」

反撃し、ミネさんを落とす。


※後で聞いたら、この付近にクレイモアが仕掛けられていたようだ。
　で、ミネさんは電波が届かず起爆できずにモゾモゾしていたらしい。


ミネさんは落としたが、ここはリスポン地点の目の前。
すぐに生き返って来るだろうから、と、H方面へ少しずつ移動。

やはりリスポンしてきたミネさんと遠くのみぞっちと交戦するも死亡。
誰に撃たれたか覚えてないが、とにかくあの熊笹で一度は助かった俺ナイス。






Game03:機密文書を奪え戦



一応俺考案ネタという事で。

テロリスト（地形理解という点からレンジャー君を選出）が持って
逃げた機密文書（アモ缶）を奪い返す正規軍、という設定で。

正規軍内に潜伏したテロリスト（裏切り者）を2名くじ引きで選びスタート。

捜索を開始した正規軍だが、「裏切り者がいる」という情報からか、
疑心暗鬼に係り、お互いがお互いに微妙な距離を保ちつつ進む。


スタートから左に折れて、マロさんとm0riさんが周囲に居る状況で進む。
前に出てみたり、後ろに移動してみたり、落ち着かない俺。

いや、全く俺裏切り者でもなんでもないんだけどさ・・・・

「この無防備なマロさんの背中撃ちてぇ・・・」

よくわからない衝動がこみ上げる俺。
も、もしやテロリストにマインドコントロールされているのか・・？

しばらく進んだところで、アクシデント発生。
どうやらテロリストがゲームスタートに気付いていなかった様子。
やっとスタートするも、先頭を進んでいた15（マロさん）が、
鬼のように自慢のブルータイガー塗装のP90を撃ち捲くる。


「テロリストダウン！」

「機密文書を回収！」


えええ！

ダメじゃないか！

俺の想定したゲームメイクと違うよ・・・・

しかも、機密文書を回収した15は、小走りに来た道を戻っていく・・・

ダメだ！走ったらダメだよマロさん！

止まれ！止まらないと撃つぞ！

小走りのマーパット鞍馬天狗の背中をポイントしながら、
マロさんに「KY!KY!」をコール。

ようやくKY具合を読み取ったマロさんはセーフティへの小道の角で停止。


危ない。
危ないよ。

危うく自発的に裏切り者になるところだったよ！

その頃ようやく

「同士よ！今こそ目覚めるのだ！」

と死んだテロリストからのメッセージが。

フィールド奥のF方面で散発的な交戦音がしたものの、すぐに静かになった。
マロさんの護衛に俺が付き、残りのメンバーを裏切り者の捜索に出す。

ふと思った。

これでマロさんが裏切り者だったら怖いな。
この人、空気読まずにアモ缶持って走ってたけど、
実はあれは距離を取って撃ち殺そうとしてたんじゃないのか？

いや・・・それならテロリスト殺したりしないよな・・・

いや・・・状況的に殺さずにいられなかったとか・・・

疑心暗鬼の俺ｗ

そして、多分マロさんも俺を怪しく思ったに違いないｗ

しかし、待てども入らぬ裏切り者発見の報告。
1名の裏切り者は交戦の末に射殺されたらしい。

間延びしてしまったので、捜索を打ち切りアモ缶回収でゲーム終了。

その後、不思議そうな顔で帰還した捜索隊の中に
裏切れなかった裏切り者が混じっていたのは
もはや俺が語るまでもないだろう。

ミノルさん、あえてGJ!






Game04:機密文書を奪え戦（改修編）





どうもテロリスト1名では分が悪すぎるという点から
テロリスト2名に増員。
ヘロリストの指名でシンゴさんがテロリストに。

このゲームで、伝説クラスの悪人が登場する。

またも顔色を伺いながらスタートした正規軍。
Jから砦への道を進んでいると、アモ缶らしきものを持った
ヘロリストレンジャーがドッスドッスとJ方面へ逃げる。

「あれ・・・テロリストだよね・・・」

後ろに居た（うん）こー君と顔を見合わせる。

※後にアレは砂袋を持ったヘロリストの陽動作戦であった事がわかったが、
　誰かがあの陽動に引っかかったかどうかはわからない・・・ｗ

一旦散開した捜索隊だったが、様子を知る為に無線でテロリストの
情報を確認する。


「こちら06。裏切り者の情報はまだありません」

腹黒いニコニコマークはニヤニヤしながら答えていたに違いない。

とそこへK方面からミノル、かつひで組が登場。

「あっ・・・ゲロさん怪しいな・・」
「ね・・・銃向けておこう・・・」


いきなり疑われる俺。
またも裏切ってやろうかという衝動が湧き上がる・・・
涙を堪えながら二人と距離を取り、先の様子を伺う。

と・・・しばらくしてJ方面から死体が２体。
同じくして明らかにギッコギッコした感じでこちら向きに後退してくる06。

「あいつ明らかに怪しいな」

様子を観察していると、やはり突如発砲を開始した06。

ガッチャコ！ガッチャコ！

HAHAHAHA！

ズガガガガッガガガア！

グワァ！

高笑いの後に悲鳴を上げる06。
らしいな。あいつらしい死に方だ。
さて・・・裏切り者1名は死んだ訳だが、残りは3名。

そんな中m0riさんから無線が入る。

「Aフィールドのセーフティ前で交戦中です。応援お願いします！」


自称腰抜けキャラのm0riさんだけに、アリっちゃアリだが、
このタイミングでの応援要請って怪しくないか？

今日は見事に勘が冴え渡る。
俺、ニュータイプなんじゃないか？

が、折角のNTバリな勘の良さも、静電気と勘違いするような俺なんだな。

m0riさんと合流する頃にはかつひで君が死亡。
なにやら不満げな顔である。

疑いの眼差しをm0riさんに向けるミノルさんはm0riさんの後ろに。
俺はm0riさんを左に見る形で前に進もうとしたら、

「HAHAHAHA！爆弾は起爆させて頂きました！」

やたら丁寧なテロリストシンゴの爆弾起動の連絡。

「残り5分か！」

ジャブローへのコロニー落下阻止限界点を目の前にして焦る俺。

進軍しないm0riさんを尻目に前へ前へ。
微妙な距離にチラつくテロリストシンゴと交戦しつつ距離を詰める。


「ええい！このくらい突破できないなんて！」


リロードしながら後ろに居るm0riさんを呼ぶも、反応が薄い。


「上がって来いっつのボケメガネ！」


もはや心の悪態つきまくりな俺です。ごめんよm0riさん！
そんなことしてたらようやく上がってきたm0riさん。


「おう、やっときたか、あのインチキアイドルテロリストをだな・・・」


とm0riさんの方を振り返ると、ハンドガンをコッキングしているm0riさん。


「ボケメガネ、ハンドガンなんかじゃ届かないぞボケメガネ！」


ズバシ！


俺の心の悪態が聞こえたんじゃないかって位に、横っ腹を撃ち抜かれて即死な俺。


もうヒットコールも出来なかったよ。

m0riさん曰く

「そんなにムッとしなくても・・」と凹んだくらいにムッとした俺。


しかし、それは、あんなにm0riさんを疑っていたのに、
目の前のインチキアイドルをヌッ殺す事に夢中になりすぎた
俺にムカついたのさ。
そう、撃たれた事にムカついたんじゃないよｗ

助演男優賞間違いなしな名演で俺とミノルさんを撃ち殺した悪役は、
直前に無線交信を入れてきたみぞっちに対し

「こちらm0riです。みぞっちさん現在位置を知らせてください・・・」

と弱弱しい声でさらなる獲物をおびき出す通信を入れていた。


どこまでもヘタレキャラを利用するとは・・・・怖いな・・・

この度見事ポンプ小隊正規隊員となったm0riさんことUNIFORM24。
ヘタレキャラを見事に逆手に取った曲者の予感ｗ

結局、機密文書の爆破を阻止できずテロリスト勝利で終了。