2010年11月16日

2010-11-13 VISION

2010-11-13 VISION
まさかのAPECの厳戒警備の中をすり抜けてアクアラインを渡り
行ってきましたVISION。

武器満載で車を走らせて、ベイブリッジ手前の湾岸線で3車線が赤いコーンで
1車線まで制限されていた瞬間、ちょっと青ざめた俺です。
まぁ、でも検問が張られていた訳でもなく。
無事に川崎班と合流し、アクアラインを渡り新フィールドVISIONに到着。
俺自体は特に問題なく到着したが、出遅れた組は道が渋滞したり、
近くまで来たのに山の中を彷徨ったりで、難儀な思いをしたようです。
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さて、今日もこいつは朝から全開の海兵DEV。
Aフィールドを借りていたお客さんがほとんどレンタルの初々しいチームだったのを見て、
「俺の2010アフガン海兵装備のファンキーさ具合分かってくれますかね?」とか
寝ぼけた事を言っていたので、

「多分、"あのデブ、超イラクじゃね?"って言ってるよ」とサラリと流しておきました。

「超イラク!?ちょっと!言うなら、超アフガン!です!」

超がつく段階で、イラクでもアフガンでもどうでもいいような気がしたのは俺だけだろうか。

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そんな超イラクで超アフガンな海兵DEVの為に、ちょっとアフガンな格好をしてきた俺。
まぁ、背中のリュックとショットガンは写真撮影の為だけに持って来たのは言うまでもありませんけど。

せっかくなので超アフガンな写真を海兵DEVと撮ってみました。

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この日の参加者は9名。
若干9名です。

まぁ、人数の多さ=楽しさ、ではないので良いんですが、
まさかの小田原班みぞっちが寝坊炸裂し、それにより次郎と2人遅れ。
まさかの7人スタートです。

ま、8時に集合しても10時過ぎまでダベっていたので、あんまり関係ないんですけどね。

ところで、海兵DEVですが、ついに先日とあるゲームに行った際に、

「あの・・・海兵DEVさんですよね?」と声を掛けられたそうです。

ずいぶん海兵DEVというのも浸透したものですね。


「いつも、あんな弄られて大変そうですね」とか同情の声もあるみたいですが、
ヤツは弄られてナンボなので良いんです。


この日もなんだかフウフウ言っていたので

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(そうは言っても、やっぱりちょっとあんな弄られ方は少し可哀そうなのかな?)と思い、

少し気遣ってやろうかと思ったら、
このような満面の笑みを浮かべ

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そしてこう言いました。

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焼豚野郎が!



さて、当のフィールドですが、

m-o-r-i

完全に森ですね。
昔、本当に昔。
その辺の森でサバゲやってた頃を思い出すフィールドです。

色々要望とかも聞いて貰えましたが、ある意味俺的には
このままのフィールドでも良いんじゃないかと思いました。
もちろん、これが、大人数の定例会とかだと、また評価も異なるのかもしれませんが、
あまり弾を撃たないウチの小隊的には、もうちょっと遮蔽物が増える程度で、
あくまでも「森」というコンセプトを大事にしてくれた方が良い気がしています。

何より、アクアライン降りてすぐ、というアクセス具合が最高。




ところで、この日の参加者は・・・

U-01:ゲロ
U-03:みぞっち(お寝坊さん)
U-14:シンゴさん
U-15:マロさん
U-18:ミノルさん
U-20:レンジャー
U-21:ミネさん
U-24:m0riさん
次郎

まぁ、割と濃い目のメンバーです。




開始前のまったりとした時間をのらりくらりと過ごしていたら、
何やら海兵DEVがさびしそうな顔をしておりました。



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どうした?

悩み事があるなら、オジサン聞いてやるぞ?

と、ここでも隊長らしい気遣いを見せてやったら

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中華鍋の上で延々と焼き転がされたらいいのに。

そしてその横でシンゴさん。

レンジャーが新たに受領した旧M4を握って、構えて、とジャレていました。

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そして、この笑顔。


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さわやかです。

M4大好き。


でも、自分のM4はまともに動かないのにね!





さ、気を取り直してゲームの話でも。

◆第一ゲーム

 フィールドを把握したいのと、ウォーミングアップを兼ねて、
 メディック戦でスタート。
 
 下見したら異常に広かったBフィールドなので、縦位置からスタートすると
 接敵するまでに時間が掛りそうなので、
 フィールドを横に使って左右からのスタートで。

 ゲロチーム:ゲロ、シンゴ、ミノル、レンジャー
 マロチーム:マロ、ミネ、m0ri

 マロチームはなぜか全員ショットガン装備。


 「まぁ、ショットガンなんか電動ガンの敵じゃない事をうぉしえてやりますよ!」
 と俺が一番言ってはいけない台詞を吐いてスタート。

 が、スタート直前、その電動ガンを持ったシンゴさんが硬直。

 「う・・動かない・・・」

 シンゴさんのポンコツM4・・・いや、次世代M4が・・・・

 ある意味・・もう毎度な感じで不調。
 あのバッテリーはもう捨てた方がいいと思う。

 颯爽と電動ガンを捨て、腰のグロックに持ち替えたシンゴさん。
 残るはおっきいオジサン2名。

 若干の不安を禁じ得ない。


 スタートしてからしばらくすると、予感的中。

 まずはレンジャーが被弾。
 走って行って治療。

 しばらくしたらミノルさんが被弾。
 またも走って行って治療。

 戦闘にほぼ参加せず治療ばかり。

 「もう!バカぁ!」

 隣のチームの人が聞いたら、なんとマナーの悪い奴かと思われたでしょうね。

 違うんです。いいえ違うんです。

 もう息も絶え絶えで治療して回った挙句、レンジャーを助けに行く途中で
 マロさんに撃たれて死亡。

 完全にショットガンチームに翻弄されて終わった。

 やっぱショットガン強し。
 超ショットガン。

◆第二ゲーム

 今度は単身どうにかしてやろう、と意気込んだが、
 気づけば近くにいるのはレンジャー。

 じゃあ、二人で協力して進んでいくか、と思ったら撃たれるレンジャー。
 また走って行って治療。

 フィールド右奥のテントがある場所の塹壕付近がホットスポットなので
 そこに右側から二人してアプローチ。

 最初上に居たm0riさんを倒すも、横からマロさんが走って来て治療。
 逃げるマロさんを撃つがどうにもならず、その隙にm0riさんが逃げる。

 やがて塹壕の中での戦いに移行し、バリケードを挟んで15mくらいの距離で
 m0riさんと激しく交戦。
 うっかり被弾してガックシしていると、後ろから地響きを立ててDEV参上。
 治療して貰ったので、援護を貰い、そこから塹壕を飛び出して上のテント方面へ。

 バリケードに張り付いていたm0riさんを後ろから犯してやろうと画策するも、
 このけもの道がどこに続いているのかわからず、ちょっと泣きそうな顔で進むと・・・

 俺の視界に見えてきたのはケツ。

 完全に四つん這いになっているケツが見えてきた。

 よ~く狙って、そのケツの菊の御紋の辺り目掛けて発射するも、若干上ずって
 後頭部にヒット。
 マロさんだった。

 いや、マロさんなのは知っていたんだが。

 なんでケツにあたらなかったんだ。

 超ガッデム。

 そこでしばらく待機して、マロさんを助けに来るヤツをヌッ殺してやろうと思ったが、誰も来なかったので
 移動を開始。

 と思ったら、右から恐ろしい勢いでミネさん登場。
 カービン化したG18を、これまた恐ろしい勢いでブッ放して来たが、
 幸い目の前の笹の藪が弾いてくれて命拾い。
 ミネさんを仕留め・・・・右側を見ると、そこにいるはずもないm0riさんが、
 「来るな、来るな」撃ち、をしながら後ずさっていたので、
 これまた仕留め終了。

 なんとか「電動ガンも使い方次第では強い」というメンツを取り戻した俺。


◆第三ゲーム

 このゲームからお寝坊のみぞっちと次郎が合流。

 今日は、気に入って使っているM4 ザクタンク仕様 MK-2。
 何がザクタンクかって、かなりあり合わせのモノで、金を掛けずに
 工作力や技術力を頼りに短小化したM4なんだが、
 以前BCUで使った時に恐ろしく非力な弾道だったので、
 ミノル工房にて、再度改修を施されてロールアウトした新型である。

 デフォルトで、ハンドガンより短いバレルなので、必然的に巷で言う「流速」仕様になっている。

 適正ホップで初速71m/sと、初速は地味だが、短銃身とドスケベハイダーで拡張される
 破裂音がする発射音と、ヌポーっと飛んでいく弾筋はなかなかの仕上がり。

 が、一つ大きなものを犠牲にしている事を、俺も、ミノルさんも気づいていなかった。

 第三ゲーム開始早々に、ヘナった音を出し始めた俺のM4。
 
 「バカな!一日撃ちまくっても大して減らないリポバッテリーだぞ・・・」

 が、そのまさかのバッテリー切れ。

 高レートのスプリングをハイトルクモータでブン回す仕様なので、
 バッテリー消費が異常に早いみたいだ。

 朝からの試し撃ちを含めても、600発も撃っていないのに。

 開始早々でメインアームが使用不能となった俺。

 そしてなぜか時計回りに双方グルグル回ったこのゲーム。

 左翼を先行していたミノルさんのカバーに、と思い、腹に刺してあったハンドガンを抜き前進。

 ちょうど対峙する位置にショットガンをバカスカ撃ってる人がいたので、おそらくマロさんだろう
 と思い、それを足元から仕留められるようにと、匍匐で接近。

 が、少し進んだ所で、ブッシュを挟んだ位置に妙に静かな電動ガンを撃つ人が居る事に気づく。

 ん~これはm0riさんかな・・・

 左のマロさんを仕留めるには、この手前のm0riさんを最初に仕留めないとな・・・
 と思っていたら、ミノルさんがヒット。

 助けに行こうかと思ったら、誰か走って来たので良いか、と前を向いたまま居たら、

 「グォッ!」
 という悲鳴。

 ん?走って来た人も撃たれたのか?

 後ろを振り返るも、ブッシュの向こう側で良く見えない。
 
 なんだろ、と思っていたら・・・
 「大丈夫ですか?」とマジ声で心配するミノルさん。

 聞けば、助けようと走って来たシンゴさんが、近くにあった笹に突き刺さった声だったようだ。
 
 頑張れ、シニアチーム!w

 その後シンゴさんがどこに行ったのかはわからないが、生き返ったミノルさんがノソノソと動き出し
 たのを見て、
 (この右側に居るから!低く!低く!)と手で合図したが、時すでに遅し。

 俺とブッシュを挟んだ向こう側の電動ガンに仕留められてミノルさんダウン。
 助けに行こうにも位置がバレるからなぁ。
 やはり、この電動ガンを倒さねば。

 少し様子を見ると、右の方・・・おそらくレンジャー・・・を撃ち始めた電動ガン。

 ここ!今ここチャンス!

 やおら立ち上がり、予想通りの位置にいた敵・・・
 でも、予想に反してm0riさんじゃなくてみぞっち。。。。

 そのみぞっちが右側に移動し始めたので、キッチリ狙って撃つ!


 カポン!

 そう俺のハンドガンは手コキ!

 シューっと飛んで、みぞっちに命中!
 が、みぞっちの脇腹・・・カマバンの辺りに命中し、ポッコーンと跳ね返った俺の弾。
 みぞっちはそのままダッシュで逃げる!

 ※巷ではこれをゾンビ行為と言うのかもしれないが、
  俺の中ではこれはゾンビではない。
  気づく所を撃たなかった俺のミスだ。

 本当は手を狙ったんだが、途中からみぞっちがヘンテコダンスみたいな動きになったのが
 ハズした原因だ!

 第二射の為にコッキングし、さらにみぞっちの行く先を見ると、
 藪の中にしゃがむマロさん。

 あれ?じゃあ左は誰よ?

 この動揺で、みぞっちも、マロさんにも当たらない第二射を放ってしまった俺。
 次の瞬間で左脇腹に被弾。
 
 「痛いっ!」

 と言いながら転がったら、ふくらはぎに笹の切り株が刺さって余計に「痛いっっ!」
 がんばれシニアチーム!

 悶絶しながら見上げると、ヤクザ撃ちの動きでm0riさんがピョコピョコ登場。
 ショットガンはm0riさんかよ・・・

 そして倒れている俺とミノルさんを無視して、一番奥に居た次郎と鉢合わせ、
 次郎を撃ったのか、近すぎて二人ともフリーズだったのか知らないが、全滅で終了。

 教訓:「オジサンは油断すると笹に刺さる」



昼飯。

m0riさんが取りに来ていなくて、籠の中に2つ残っていた弁当を見て

海兵DEV:「おっ・・・2つあるじゃないですか・・・」

と舌なめずり。

どんな食欲なんだ。


弁当はうまかった。
何がウマ買ったかっていえば、シュウマイだな。

超シュウマイ。



午後・・・
飯食って、完全にマッタリ。

隣のフィールドの若く元気なプレイを見て、目を細めている我が小隊。

元気だなぁ。

「なんかモビルスーツ同士の戦闘みたいだね・・・」


もうおじいちゃんな我々には出来ないプレイスタイルでした。


さて、今日はネタ段階のゲームプランのトライアルも兼ねていたので、
実行に移してみました。

【強襲ゲーム】

 完全にシチュエーションゲームです。

 抵抗勢力vs強襲チームという関係ですが、
 要素としては、
 「抵抗勢力の会合が行われている場所をチームが強襲し、
 要人を拉致して安全圏まで脱出する」感じです。

 まずは、参加者が9名だったので、強襲チーム3名、残り6名を抵抗勢力に割り当てます。

 抵抗勢力の6名は、フィールドの好きな場所で会合を始めます。
 建物の中で会合、というノリなので、円陣を組み、目を瞑って待機します。
 会合なので、武器は持ってきていますが、身につけず、近くにまとめて置いておきます。

 強襲チームは、スタートコールと共に、フィールドに入り、まずはその会合地点を捜索します。
 
 強襲チームが会合が行われている場所を特定し接近します。

 そして、フラッシュバンに見立てた風船を割り、突入。

 強襲チームは任意の一名を選び、拉致します。

 拉致られた人は、まぁ、そこそこの抵抗をしながら拉致られていきます。

 フラッシュバンの効果として、他の抵抗勢力のメンバーは60カウント動けません。

 その間に強襲チームは、安全圏に向けて拉致した要人を連れて撤退戦を行います。

 こんなルール。

 要するに、大切なのは「ノリ」、そして「空気を読む」です。

◆第四ゲーム:「強襲ゲーム:トライアル1」

 強襲チームは、ミネさん、シンゴさん、マロさん

 とりあえず、全員なんとなく勝手がわからないままに手探りで始めて見た感満載でスタート。

 円陣を組んで座ってみたが、ジッとしてられない子ミノルさんが、

 「ねぇすごいよ!木の中から木が生えてる」とか言って見たり

 「ミノルさん、目を閉じて黙って座ってください」と俺に怒られてみたり。

 ミノルさんがシュンとして静かになった頃、
 木を踏む音が徐々に接近。

 ああ・・・来たよ・・・なんだか・・・すごい・・・ドキドキする・・・

 そして


 パン!

 一同:「うぉっ・・」

 分かっていたが、やっぱり驚いちゃった一同。

 と・・

 「一緒に来て貰おうか」と脇をつかまれた俺。

 ああ・・・やっぱり・・・

 一番連れて歩くのに楽そうなm0riさんか、考案者の俺だろうと皆で予想した通りだった。

 が、

 物凄い遠慮がちな強襲チーム。

 初めてのデートみたいに、俺の袖をつかんでツンツン引っ張るミネさん。

 「ねぇ、こっちこっち!このジェットコースター乗ろうよぅ~」

 そんな雰囲気だ。

 そのツンツン引っ張るミネさんに連れられながらトコトコ歩いていたら、

 「サッさと歩け、ブタ野郎!」とミネさんに怒鳴られる。

 ヒィ!

 「た、た、た、助けてぇ~・・・・」

 叫んでみたりした俺。

 怒鳴ったものの、
 「じゃあ、ちょっとここで止まってみましょう」
 とか空気を読みまくる強襲チーム。

 ぞろぞろと視界に抵抗勢力の面々が見え始めたが・・・・
 完全にこっちに向かって撃ちまくっている。

 お~い、俺に当たりそうだよ~

 ※事実、誰にも言ってないが途中で一発当たった。

 まぁ、ここで死んでしまってはアレだから、と俺ですら空気を読み。

 ミネさんにツンツン引っ張られながら、塹壕へ。
 
 え?そこは下りられないよ、という段差を身の軽いミネさんはひょいと降りたが、
 案の定、俺は降りたら足をグネった。

 もう、安全圏まであと20m、というところで、塹壕の先・・・つまり進行方向から
 ミノルさん登場。

 ・・・というか、ミノルさんの登場に気付いたのは、その発射音で。

 即座に反応したミネさん。

 フルオートで発射された10発くらいの弾が、
 ほぼ全弾、俺の左腕に命中。

 いたたたたた!

 もう誤魔化せないくらいにヒットしてしまい、ドローゲーム。


 ん~ミノルさんの失態はさておき、結構このゲームは面白いです。
 
◆第五ゲーム:「強襲ゲーム:トライアル2」

 強襲チームは俺、次郎、m0riさん。

 やはり、拉致する対象は身軽な方が楽。
 という定説の逆を突こう、と言う事で、拉致る対象はレンジャーかミノルさんと決めて
 会合場所に接近。

 レンジャーの座り位置が手ごろだったので、フラッシュバン後レンジャーを次郎が拉致。

 正面にm0riさんを殿として残し、俺は左奥へ引き待機。

 カウントダウンを終えた抵抗勢力一同が、立ちあがるか、と思いきや、

 「よっこらしょっと。。。」という声が木立を抜けて聞こえてきた。

 がんばれシニアチーム!

 当たらないくらいに適当に弾をバラ撒きながら後退。
 
 事前の打合せ通りに中央の高いバリケードまで捕虜を連れて下がった次郎に追いついたが、
 m0riさんが一人孤立。

 慌てて引き戻し、追手を一人始末。

 が、なかなか迫ってこない追手に退屈そうにしていた次郎と交代して、レンジャーの太い腕を抱えて
 少し後ろに下がる。

 無線からは、「レンジャー!隙を見て逃げ出せ!」と聞こえてきたが、
 銃口でアーマーのない右乳首周辺をグリグリやられているレンジャーは、

 「む・・む・・無理ですぅ~」

 
 さらに下がって、もうフィールドの入り口まで来たんだが、このまま出るのも面白くないなぁ、と思い、
 レンジャーを連れて、塹壕側の出口から出ようと移動。

 と、なんとなく気配を感じて銃口を塹壕側に向けたら、

 スッと塹壕内から立ちあがったのはミネさん。

 「わっ!・・・・ち・・・近い・・・」

 その声を聞いて次郎がカバーに走って来たが、俺とミネさんはあまりの近さに二人ともフリーズ死。

 俺が死んだ事でフリーになったレンジャーは、ドスドス言いながら真ん中の道を走って言ったが、
 その背中を次郎に撃たれて、またもドロー。

◆第六ゲーム:「強襲ゲーム:トライアル3」

 強襲チームは、ミノルさん、レンジャー、みぞっち。
 
 今回から、抵抗勢力の歩哨役を1名作り、強襲チームがフィールドに入った後、
 その入り口付近で待機する事にした。
 これにより強襲チームは、前後を挟まれる形となるので、今までのように「逃げるのに空気を読む」
 事が必要なくなる・・・だろう・・と。


 で、俺が歩哨役に。

 遠ざかる巨大な強襲チームを見送ってしまうと暇な俺は、無線で遊び始める。

 「こちら、パトロール。異常なし。」

 「こちら、パトロール。エロ本を発見した。」

 「・・・こちら本部・・・使用を許可する・・・」
 なぜか使用許可が本部から送られてきたので、

 「こちら、パトロール。5分ほど持ち場を離れる。」
 と送った直後、遠くの方で「パァン・・」と風船が割れる音。

 「こちら、パトロール。今の音はなんだ!」

 雰囲気重視で送ってみたが、返事がない。

 しばら~くしたら

 「こちら本部~同士が一名拉致された~」と帰って来た。

 AフィールドとBフィールドの境界線のネット沿いにレンジャーが戻ってくるのが見え、
 完全に射程に入っていたのだが、ここで強襲チームを歩哨が撃ち殺してしまう訳にはいかないので・・・

 これまた空気を読んだ攻撃を加えると、ガチで撃ち返して来やがったレンジャー。

 結構近い所にバシバシ弾を当てられると、さすがにテンションあがってしまい、
 ガチの1vs1の撃ちあいをしばし。

 かなり距離があり、かつ、俺の前には大きなブッシュがあるので、それを利用しながら生きながらえていたら、
 無防備に背中を晒す、ミノルさんが見えたので、スパパと点射。

 自分が作った銃で、背中を撃たれたミノルさん。
 
 ここで拉致られたミネさんがフリーになったので、逃げ出し、仲間の所に戻れる・・・というところで、
 レンジャーが気付き、撃つ構えになったので、
 点射ではあのdevを倒せんと判断して、フルオートに入れて1マグ丸ごとブッ放してみたが、
 ワンテンポ遅し。
 レンジャーは死んだが、ミネさんも死んだ。

 またもドロー。
 このゲーム、空気の読み合いで綺麗な決着はつかない。


◆第七ゲーム:「強襲ゲーム:トライアル4」
 
 歩哨を立てると、強襲チームが3名ではバランスが悪い、と言う話になったので、
 強襲チームを4名に増員。
 抵抗勢力は会合出席4名。歩哨1名の5名。

 なぜか「俺歩哨、俺歩哨」とうるさいレンジャーが歩哨役。

 強襲チームは、俺、ミネさん、マロさん、みぞっち?

 もはや滅茶苦茶な遊び心が満載になってしまった俺は、
 強襲後撤退するチームを、単身援護する要員として、
 会合地点より奥の方に、ミネさんを忍ばせる作戦に。

 誰を拉致ったんだかわからないが、
 撤退途中の交戦で、またもミノルさんが、第四ゲームに続き、
 要人を誤射して死亡させ終了。

◆第八ゲーム;「強襲ゲーム:トライアル5」
 
 開始早々に終わってしまったので、そのまますぐ次のゲームに。
 役割は全て同じ。

 会合地点を探す途中で、俺が持っていたフラッシュバン風船が、笹で割れる、という
 どうにもダサいアクシデントがあったものの、気を取り直して再開。

 先ほどのゲームで奇をてらってミネさんを後ろに忍ばせたが、
 もう発動した姿を見られてしまったので、同じ手は使えない。

 ならば。

 と、さらに一思案して。

 一人拉致して、その場所に一人置いていく作戦。
 を敢行。

 俺がその役に・・と思ったが、一人だけアフガニステンなパコールにカミース姿なので目立ちすぎる。

 装備が似たシンゴさんを拉致して、ミネさんが残る作戦で、会合場所に接近したが、
 シンゴさんだけ他のメンバーと向かい合う形で座っていたので、これではすぐに顔を合わせる事になるので、
 急遽現場で拉致対象を変更。
 端っこに座っていて、ミネさんとBDUも装備もパッと見似た、m0riさんを対象に。

 フラッシュバン風船が炸裂し、マロさんがm0riさんを拉致。
 そしてその場所にミネさんは座りこむ。
 手にはハンドガンを持って。

 逃げ行く背中の方でカウントダウンが終了すると、ちょっとした間が合った後に

 「ぐわぁ!」
 「ぐわぁ!」
 「ぐわぁ!」

 後から話を聞いた限りでは、
 カウントダウン中に、シンゴさんは
 「拉致られたはずなのに感じる気配の人数が減って無くて変だなと思った」
 と言い、
 しかも目を開けたらミネ君が座ってた。とすぐに気付いたようだ。
 両脇の次郎とミノルさんは二度見する感じ。
 
 幸い、なのか、不幸にも、なのか、誰もサイドアームを使う頭が回らず、
 orそもそもラストゲームだったのでサイドアームを置いてきた、とかで、
 為す術なく、ミネさんに撃ち殺されたようだ。

 これで、残すは歩哨のレンジャーだが・・・

 4v1と有利なはずが、「置き去り作戦」が思いの外ハマって上機嫌だった俺は、
 距離のあるレンジャーとの撃ちあいでまさかの被弾。

 「ぐわぁ!」

 凡ミス?いいえケフィアです。

 まぁ、完全に回避ミスです。

 捕虜を連れたマロさんに罵倒されながら退場する俺。

 たぶんレンジャーは死んだので、唯一拉致が成功したゲームでした。




朝からフィールド行ったのに、まさかの8ゲーム、というノロい展開で、その日は終わったんだが・・・
結局片づけ終わってセーフティでダベった揚句に、飯を食いにく場所を探し始めたら迷走。

最終的にフィールドマスターのアラジンさんに聞いた大江戸温泉物語 君津の森に行く事に。

なぜか先頭を走る事になった俺だが、真っ暗過ぎる山道に超ノロノロ運転。

「次、ゆるい左です」と助手席のシンゴさんにラリーみたいにナビられながら、
やっとの思いで君津の森に到着。

バイキングだ、って事で鼻息荒い一同だったが、

「入浴料込みバイキング2700円」

と言われ、ちょっと困り顔。

まぁ、別に汗もかいたし、男同士裸の付き合いもいいか、と思ったが、
替えのパンツもないので、風呂もどうかな、と思い、
せっかく来たのに、諦めて一路君津インター付近へ。

近くのコンビニでファミレスとかの場所を聞き、到着したのがデニーズ。

が、鬼喰いしたレンジャーの夕飯のお会計は2200円くらい。

ファミレスで晩飯食って2000円超えって・・・と一同に突っ込まれ、
レジに入った女子高生のバイトが失笑しているのを見て、満足げな海兵DEVであった。

2010-11-13 VISION

強襲ゲーム。
なかなかの素材です。
フィールドがBCUとかだったら、もっと面白いかもなぁ。

ぜひお試しあれ。


P.S.そういえば、気が向いて海兵DEVのSPCを着せて貰ったが、バカみたいに重かった。



2010-11-13 VISION


※この話はファクションです。時々フィクションです。



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Posted by UNIFORM01 at 19:25│Comments(6)
この記事へのコメント
れぽお疲れさまでした(^^)

しちゅえ~しょんゲームは思いのほか面白かったですねw

ってか捕虜のm0riさんと一緒に転んだのは、ないしょです(;・∀・)
Posted by マロ at 2010年11月16日 20:24
あのルールなかなか面白かったですw

煮詰めていくとさらに面白そうwww
Posted by U-21 ミネ at 2010年11月16日 20:28
ゲーム数は少ないのに、いつもより筋肉痛なのは、なぜ(笑)

森のゲームは苦手ですww

とりあえず、会社で上司と爆笑しながら読みました( ^∀^)ゲラッゲラ
Posted by U-18 at 2010年11月16日 21:21
強襲ゲームは目を瞑ってる時のドキドキ感は中々でしたねw

第3ゲームは息も絶え絶えにみのる君を助けて、プローンした瞬間に腹に笹が刺さって悶絶しましたw
その後は右翼に走り、マロさんと交戦してましたw

M4は・・・・・・改修しますよ(笑)
Posted by U-14 at 2010年11月16日 23:43
フィールドの相性も良かったし楽しいゲームでしたw
また行きたい所ですね。

一緒に転ばせちゃってすいません(;´Д`)>マロさん
Posted by U-24 m0ri at 2010年11月17日 00:23
マロさん
 たまにはあんなノリ重視なゲームも盛り上がって楽しかったですねw
 シニアチームはトラブルが多かった気がw

ミネさん
 場所や人数で、さらに面白くなりそうですねw
 せっかく風船の新しい使い道も出来た事で、練り上げて行きましょうw

ミノルさん
 誤射が多すぎですw
 森は足に来ますね。俺も翌日大変でしたw

シンゴさん
 久しぶりにあんなドキドキした気がしましたw
 後方から聞こえたシンゴさんの嗚咽が、深刻さを物語っておりましたw
 M4は「ちゃんと動くM4」にしてくださいw

m0riさん
 川崎組は近くて最高なフィールドですw
 久しぶりにm0riさんのヤクザ撃ち見た気がするw
Posted by U-01 ゲロ at 2010年11月17日 13:47
 
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