2008年01月05日

2008年 ポンプ祭 Act.1

やぁ、あけちゃったね。おめでたっちゃったね。
新年のお正月気分真っ只中で、2008年ポンプ祭一発目。

寒いねぇ。
寒いねぇ。

出発するときもそうだったが、バル君と合流しても、
皆と合流しても、楽しいんだけど、
楽しい気分を削り取るようなこの寒さ。
コンビニでたむろして談笑していても、
皆ユサユサと体を揺すり、寒い寒いの連呼。


冬のサバゲはこの寒さがイヤだね。
という訳で本日のメンバーは

01:ゲロ
03:みぞっち
05:ヒゲ軍曹
06:バロッソ少尉
13:ぱんつまん
14:シンゴ少尉
15:マロ伍長
18:ミノル准将
20:レンジャー三曹
21:ミネ
23:魔女
・マリリン(ぱんつまん嫁)
・m0ri
・ぷに太
・わた
・わたフレ
・ミニクーパー

の17名。
それでも揃ったね、なんて思いながら
2Fセーフティで暖を取っていたら
見た事がある銀のパジェロがスルスルと登場。

!!!

「えへへ」と登場したMr.kabux。
サプライズじゃないですかw

という事でkabux兄貴を加えて18名。


セーフティで準備をしながら、
皆の自慢のマルイ新製品AK74をヒゲ軍曹から取り上げて試射。

トリガーを絞ると

ニャ!
バス!
ガチャコ!
いてぇ!

作動したボルトに左の小指を挟まれるという
素人みたいなヘマをやらかし
軍曹にAKを取り上げられる。

いや、あの反動発生装置いいね。
撃ってる感じが体に伝わってきて興奮するね。



さて、そんな事はどうでもいいから早く書けよ的な空気を読んで、
またおぼつかない記憶を辿り、ゲームレポートを。

◆AK祭(表)

 新型AKの3人(ヒゲ軍曹、レンジャー、ミネ)と、ミノル氏と俺が
 風船付きで赤ホテルへ。

 バロッソ君の頼りない降伏勧告の返事とばかりに、ヒゲ軍曹が
 「アラビア語風」な罵声を浴びせ返し、テロリスト諸君の気合十分。

 開始前、テロリスト集団の顔を見ると、
 ・相変わらずヤル気でギラギラしたヒゲ軍曹
 ・ワイリーに無精ひげが妙に似合っているミネ氏
 ・顔面装備がワイリーだけという危険すぎるミノル氏
 ・AK持ってるだけで巻き込まれた感に少々怯え気味なレンジャー
 
 濃いな。
 とんこつラーメンが豚の骨ごと器に入って出てきたぐらい濃い。
 
 この濃いメンツの中で、新年早々俺はさらにKYな事してやるぜ。
 と鼻息をさらに上げて、ゲーム開始の合図と共に、赤ホテル2Fを出て、
 2Fセーフティ前からコーラ小屋の2Fへと疾走。

 「ハハハ!立て篭もり戦で立て篭もるようなヤツがどこにいるのさ!」

 「さぁ、俺様が来たよ!逃げ惑いな!」

 コーラ小屋の2Fのフチに片足を掛け、怒涛の掃射を階下に浴びせる。
 悲鳴と共にバッタバッタと倒れていく攻撃部隊を尻目に、
 次へ次へとマグチェンジをし、4本を撃ち切ったところでフィールドに静寂。

 途中、軍曹が右を侵攻しスロープを駆け上っていくのが見えたが、
 それ以外のテロリスト諸君が何をしていたのかは全く知らない。

 ははは!旧型のAKだってまだまだヤレるぜ!
 
 っていうか、どうだこのKYさ加減。
 獲物は全部俺のモノさ!おこぼれはやらないぜ!

 全く無傷なままに戦闘を終えたテロリスト集団諸君。

 いや、無傷だったのは風船だけで、ミノル氏が顔に赤い点を作って、
 しょんぼりしながらセーフティに引き上げて来た。


 「ゲロさんの気持ちが少しわかった気がする」

 大きな体が少し小さく見えました。


◆AK祭(裏)

 今度は赤ホテルに立て篭もった攻撃チーム諸君。
 先ほどの蹂躙と、シンゴ少尉のネタ降伏宣言と共にゲーム開始。

 このゲームの記憶はかなり曖昧なのだが、
 唯一覚えているシーンは

 地上をヒタヒタと進み、赤ホテル前のバリケードにm0riさんを発見し、
 交戦するもm0riさんに左頬を撃たれてうっすら涙を流しながら、
 物陰でマグチェンジを終えて、再び戦場に体を出すと、
 俺の前に居たのはミノル准将。
 そしてその背後にm0riさん。

 「志村う~しぃ~ろぉ~」

 俺の声はやはり志村にもミノル氏にも届かず、

 ドパァンという轟音と共に、2008年初の風船K.I.Aはミノル准将。

 風船を割り歓喜の声を上げたm0ri氏に1マグ(リアカン)ブチ込んで
 カタキ撃ち。

 最後の索敵で、赤ホテルの1F入り口のすぐ脇に、
 敵が潜んでいるのを発見。

 ヒゲ軍曹にハンドサインで

 このすぐ裏に敵。
 グレネード!

 とハンドサインを送ったつもりが、
 トコトコと入っていってしまい軍曹戦死。
 すぐにカタキを討ったが、マロ伍長であった。

 あの距離で潜伏するとは、さすが伍長。


◆歓迎戦

 今回新しく参加したミニクーパー君、マリリン、
 そして、2,3回目ながらもちゃんと歓迎式典を行っていなかった
 m0riさんとぷに太氏の為の式典を開催。
 マリリン一人では心細いであろうからして、護衛にぱんつまんを進呈。

 風船装備の歓迎される組と、通常判定の歓迎組。
 コーラ小屋の下から風船組はスタート。
 それに対してフィールド全体に散った歓迎組。
 しかしなぜか青ホテル2Fに陣取った俺。
 2Fに居たのはkabuxさんと誰か(バル君かみぞっちか)。
 すぐ下に見える揺れる風船に

 「ち、近いねココ」

 一同の顔に緊張感が走る。

 そしてゲーム開始。

 どう動いたかは覚えていないが、2Fセフティ上から、
 今回初実戦投入のヒゲM1が、本日の脳汁祭りを俺に光臨させる。

 本来風船付きは「狩る側」だが、
 不慣れな新人達では狩られる側になるのがセオリーで
 逃げ惑う風船を狙い澄まし1射。
 M3だと風船に当たってボイーンという音を立てる程度だが、
 ヒゲM1は「スパァン!」と驚きの戦果。

 「うほっ」

 歓喜の声と共に次弾装填。
 コッキングも軽くてイイゼこれ!

 立て続けに風船の破裂音が響き、残る風船はミニクーパー君の
 頭についたドラゴンボールみたいなオレンジに星模様の風船。

 それも最後はヒゲ軍曹が仕留め終了。

 いやぁ、死なないね今日の俺。

 このゲーム、ぱんつまんが嫁を守ったのかどうかは誰も知らない。

◆殲滅戦180発(表)

 このゲームは
 「失笑のバルバロッソ」
 と名付けるべきであろう。

 開始前、「外行ってみるか」という作戦と共に、
 外庭を使ったルートを侵攻するバロッソ&ゲロコンビ。
 このコンビも久しぶりだねと懐かしい気分で進み、
 出入り口を警戒していたみぞっちとワタさんを倒して、
 最奥の出入り口に到達したバルゲロコンビ。

 ここで突入に際し、ハンドサインを交わす。

 俺が援護するからバル君は先に入ってスロープ小屋の2Fまで一気に行って。

 うん。わかった。ゲロさんが入るから俺も入るんですね。

 いや、そうじゃなくてお前が入って俺が援護だよ。

 ゲロさんが先で俺が先?



 
 おい!



 微妙に伝わってんだか、伝わってないんだか、な空気を感じながら。

 俺、ココで援護。オマエ、中に入って2Fへ。

 とサインを出すと、納得した模様。

 go!
 の合図で颯爽とエントリー。


 でズドンと言う轟音と共に転んだバロッソ少尉。



 ・・・・・まぁ、雨降ってたしな。


 下が滑ったんだよな?




 ドタバタしたものの、なんとかスロープ小屋1Fに入り込んだものの、
 予定の2Fへの侵攻は実現しなかったバロッソ少尉。

 なんで止まったんだよ。
 つか青ホテルから撃たれてるぞ。

 隙間を狙ってか、時々セミでパツパツと撃ってくる。

 苦々しい思いでバロッソを追い立てると渋々と2Fへ。
 そこでおそらくミネ氏をバロッソが仕留め1Fで再集合。
 
 次は青ホテルだ。
 
 オマエ2Fへ上がり、俺ココで援護。

 今度は一発で伝わったハンドサイン。
 
 go!と背中をポンと叩くと走り出すバロッソ。

 が、階段下で再びズサァ!!とスッ転び、転んだところを撃たれて死亡。

 

 チッ・・・・・やはりコイツとは組みたくないな・・・・

 こいつの面倒はやはりシンゴさんに任せよう・・と心に誓った。




◆殲滅戦180発(裏)

 今回は全員で2Fにあがってしまおう。というヒゲ軍曹の作戦で。

 「よーし突撃するぞ!」と偽情報を流しておき、開始早々で全員2Fへ。

 2Fセフティ前の青コーン周辺で膠着し、激戦が繰り広げられる。
 こちらもぱんつまん夫妻とバロッソ少尉を失うが、フィールドは静寂に。

 この場に残ったのはヒゲ軍曹と俺。

 索敵中のヒゲ軍曹が、教会と赤ホテルの間の2F通路上に敵を発見。

 「狙えるか?」

 と言うのでM1にガチャリと装填しジックリ狙う。

 前後のサイトが付いてるって、こういうとき便利だよね。
 タイミング良く持っている銃のレンズが反射したので
 正確な位置がわかり、見事M1で狙撃に成功。

 「お見事」と軍曹に褒められる。

 腰のソーコムを抜いた軍曹を前に、
 2マンセルで教会まで一気に前進したところで
 「黄色全滅」の連絡が入りゲーム終了。

 M1を撫でながらセフティに戻る俺。
 すごくいい。すごくいい。



◆手コキ戦
 
 手コキハンドガンのみで戦うハートウォーミングな戦闘である。
 今日の俺のテーマはハートウォーミングだしね。

 今日の為にヤフオクで購入したP228。
 単に手持ちのCQCに入るからってだけで買ったんだけどさ。

 開始早々初弾を放ち、次弾を装填しようとしたらジャム。
 
 「ジャム!」と戦線から交替し、マグを抜いてジャムを解消し、
 再びマグを入れようとしたら入らない。

 え!なんで?なんで?

 引き金を引こうとしても引けない!

 いや、これはセフティが掛かってるだけだ!

 もちつけ!俺もちつけ!

 セフティを解除し、トリガを引くとカポン!と音を立てる228。


 よし、治ったな。治ったぞ!


 マグを入れるが、入らない。
 

 なんでだ!なんで入らないんだ!


 ちょっとイラッちしながらマグでグリップをコンコンと叩き、
 中に詰まった可能性のあるBB弾を出そうとする。

 そしてマグを入れる。

 入った!

 入ったよ!

 女性の湿りまくった秘密の穴ポコに
 俺の如意棒が初めて入った時くらいに感動しながら、
 次弾を装填する為にスライドを引く。

 ガチャリ。


 ボトリ。


 えええ!
 

 グリップから落ちた何か。

 黒い何か。

 マグ。


 急いで拾って叩き込む。
 まるでピストン運動をしようとしたら、
 腰引きすぎてすっぽ抜けた見たいじゃないか。


 ポトリ。


 えええ!


 穴が違うの?ここじゃないの?


 もはやパニック状態の童貞君だ。


 気持ちをもちつけて、銃をジックリ見る。

 「何か穴が開いているようだ」

 
 
 マグキャッチがあった場所に。

 さっきマグでグリップをコンコンした時に、
 慌てていたからだろうか、
 コンコンがガチンガチンぐらいに力が入っていたのか、
 マグキャッチが吹っ飛び、ただの穴になっている。
 しかもこの穴は何も入れられそうにない。

 
 「俺のにぃにぃぱいが!にぃにぃぱいが壊れた!」

 と叫びながら逃げ回っていたら、死体となって歩いていたワタ友が
 さっき貸してあげた「神の92F」を、
 「これ使ってください」と俺に手渡してきた。

 「ははは!神はまだ俺を見捨てていないようだな!この92Fがあれば!」

 しかも手頃な位置に見える敵はシンゴ少尉。

 「ほぅら、オマエもコイツの味は知ってるだろう!」

 初弾発射するも、手ごたえなし。

 しかも、気付いたら開けた場所に俺立ってるし。

 慌ててバリケードを取るも、
 距離を詰めてきたシンゴ少尉のにぃにぃぱいに撃たれ死亡。

 泣きながらセフティに引き上げて、にぃにぃぱいを見ると、
 釣り上げられた深海魚みたいに、中身がビョーンと出てた。

 さようならにぃにぃぱい。
 マグは使いまわして別のにぃにぃぱいを買うよ。
今思えば、午前中のゲームなんて、
大したネタではなかったかもしれない。

と思うほどに

午後は色々ありました。

まずは昼飯から。



【昼飯】
やぁ、カレーだね。
相変わらずUNIONの昼飯の量は半端じゃないね。
なんて思いながら、カレー以外のサラダと豚汁から食べていると、
背後から妙に熱烈な視線。

「カレー食べないの?」

と聞いてきたのはマリリン。

「いや、食べるよ」とパクリ。

食べて尚、まだ感じる視線。


・・・・・・・食べたいの?

こっくりうなずくマリリンに、カレーを差し出した俺。

そうかカレー頼んでなかったもんな。と思いながら、
ミノル氏がもう1人前作れないか確認しに行ってくれた。

で、俺の背後で俺のカレーを食いながら


「やっぱり肉を食べたらKYだよね」
と呟くマリリン。


・・・・いいさ・・・肉でもジャガイモでも食ってくれよ。

「え?いいんですか?」と遠慮がちなマリリンだが、

「食べる?」とか旦那に勧める辺りがAKY。
いやそれ俺のカレーだから。

「なんとか作れるらしいですよ」
ミノルさんがオバちゃんに頼んで、もう1食カレーを用意してくれたのに

「そうですか!よかった!」
なんていいながら、まだ俺のカレーを喰うマリリン。

ちょ!アナタのカレーはもうすぐ来るから俺のカレーを返して!


「旦那は吐き、嫁は喰い。どんな夫婦だよ!」
※旦那が吐いた件は2007年の忘年会のmixi日記を参照。



カレーを食い終えたら、CIRASの腹周りがきつくなった。

ダメだな俺・・・





◆タクティカル

 タクティカルな練習をしよう、と言うテーマだったのに、
 当日になるとトーンダウンしてしまっていた俺。
 なんか、改まって練習、となると少々恥ずかしい気持ちが
 払拭できないんだよね。

 といいつつも、何か練習はしなきゃ。と。
 朝セフティで見つけた番号の書かれた鉄のプレートを使い、
 フィールド上に配置し、一人で撃って見る。

 ん~なかなか難しいね。

 何回か練習を重ねているウチに、ヒゲ軍曹とコースを決めはじめ、
 射撃位置やら、ここでハンドガンにスイッチ、左右スイッチ、など
 ちょっとそれらしい感じに仕上がったので、皆にやらせてみる。

 的が小さいので皆苦労してましたね。
 
 日頃からセミ撃ちやポンプ使いは割りと少ない弾数で当ててたものの、
 まだまだ不慣れな人やフルオートに頼っていると、
 なかなか当たらないものです。

 そんな練習を小一時間くらいして終了。

 最終的に俺は、指切りバーストで狙うのが電動ガンはベストと実感した。



◆セミ戦160発(表)

 今回はスタートコール後、様子を見つつ援護が必要な場所に移動、
 というスタイルで戦っていたのだが、静かになったフィールドに
 ポツンと生存してしまう、というパターンが多い。

 教会2Fに居たところ、赤ホテル下にヒゲ軍曹。

 ハンドサインで

 俺2Fを行く。を送ると、俺外から行く。が帰ってきた。


 じゃあ。

 と2Fセフティをヒタヒタと侵攻していたら、
 kabux兄貴に正面から額を撃たれて死亡。

 全く見えない。暗くて見えない。


◆セミ戦160発(裏)

 スロープ小屋の2Fに、ワタさんフレンドとぷに太氏と立て篭もる。
 全く敵が見えない、というワタさんフレンドに
 敵の位置を指示していたら、中央出入り口から魔女っ子登場。
 こちらは全く見えていない様子で地上と交戦していたので、
 ワタさんフレンドに射撃を指示し、自分もバリケードの上から
 AKを出し、着弾修正しながら撃っていたら、

 後頭部に激しい痛み!


 ドン!ガシャ!
 ドン!ガシャ!
 ドン!ガシャ!


 3連射で3人を仕留めたのはミネ氏。

 昼飯の時に赤城前農水大臣に似てるって言った仕返しだな!w

 「たいしたことではありませんから」
 という顔でさらに獲物を狙ったポンプ小隊のバンソーコーこと
 ミネ氏だが、ぱんつまんに取られ死亡。

 迂闊だった。
 あの位置は後ろの警戒が必要なのに、貴重な戦力を3人も失うとは。



◆風船バトル(表)


 今年もやってきました風船バトル。
 確か弾数制限した気がするが、何発だったかな。

 赤ホテルをスタートし、地上を侵攻して真ん中の出入り口から登場した
 ミノルさんに唇を撃たれて悶絶し、仕返ししようとしていたら
 「出入り口の黄色撤退」という情報が入ってきたので、後退し、
 赤ホテル2Fからコーラ小屋を目指して進軍。

 どうしたらいいのかわからないワタさん友のケツをつつきながら、前へ。

 そこで彼に神が降りる。
 待望の獲物、
 しかもワタさんの風船を撃ちぬいたワタさんフレンドは、
 喜びの余り敵に背を向け、俺の方を見て

 「やった!割れた!割れました!」

 そうか!しかしもちつけ!

 敵に風船が丸見えだぞ!


 その後、彼がどこへ行ったのかは覚えていないが、
 自分は青コーンの位置まで進み、スロープ小屋の下付近で戦っている
 シンゴ少尉の風船を撃ち抜いてやった。
 ミノルさんに組み込んでもらった青チャンバーで
 調子を取り戻した俺のAK。いいぜ!すごくいいぜ!
 
 が、この時、タクティカルトレーニングの際に梯子を登った際に
 鉄パイプにマズルを強打し、フロントサイトの片側を割っている事に
 気付き凹む。いや、いいか。これぞ「拾った感のあるAK」
 塗りたくった「カラアゲを揚げた油」が良い感じだぜ!

 弾切れなのか、戦闘意欲を無くしたのか風船がついたままみぞっちが
 引き上げていた。

 最後の生き残りはミネ氏。
 フィールド内を走り回り、挙句外庭にまで逃げ出し、手を焼かせる。
 キルハウス上に居たので、随分遠回りしてやっと地上に降り、
 さて外行くかと思ったらバロッソ少尉が後ろから何か言っている。

 「ゲロさんM4のマグありませんか?M4のマグ!」

 今日はAK祭だって言ってんだろが!
 貸し出し用にM4のマグは持ってきたが、俺の装備している
 マグポーチに弾が入った状態で存在したら全米が泣くクラスの奇跡だぞ!

 マグを手に入れられなかったバロッソ少尉は弾切れで戦力外通告。
 弾の消費までコントロールしなきゃダメだぞ小僧!

 結局、ミネ氏は外庭でREDチームに囲まれた挙句、
 命の風船を落とした状態で俺と接敵。

 「み、ミネさん風船ないよ!」

 と声を掛けたところで、向こうの方からズババババ!バン!

 「ハハハ!落とした命は頂いた!」という声。

 むごい。むごすぎるw
 


◆風船バトル(裏)



 全く記憶がない。
 おそらく次のゲームで風船をそのまま使ったので、
 生還したのであろう。




◆3人の風船

 先のゲームで生還し、外の暖を取るようのドラム缶焚き火の周りで
 談笑していたら、背後から

 「最大で12,13個くらいは付きますよ」

 というマロ伍長の声。

 
 え?なにが?

 と振り返ると、マロ伍長とm0riさん。
 気付かないうちに背中に風船が3つ。
 顔にシュマグを巻いていたから、本気で気付かなかった。
 
 「つけて欲しそうに背中を無防備にしていたわけじゃないよ!」


 そして俺の巻き添えなのか、俺が巻き添えなのか。

 魔女、マリリンの女子2名+護衛俺vs他全員という戦いに。


 そうか。

 今年もヤル気か。

 
 ヤッたろうじゃないの!

 
 ガチのポンプ小隊魂見せたるでぇ!

 M1を鷲掴みにフィールドへ。
 コーラ小屋下からスタートね。とニヤニヤ顔のヒゲ軍曹。

 スロープ小屋へ行こうかという魔女っ子だったが、
 あの小屋は行き止まり要素が強いので、
 長い距離を止まらずに移動し続ける事が出来る、

 コーラ小屋2F~2Fセーフティ前~教会~赤ホテルルート

 を女性2名に行かせ、
 俺は囮なのか何なのか別ルートへ。

 
 そしてスタート。

 女性2名が梯子を登るのを横目に、スロープを大疾走。

 スロープ小屋の2Fから悲鳴と共に、3名が階段を駆け下りようとしている。

 逃がすかボゲゲゲェ!


 おそらくぷに太氏の背中ど真ん中を撃ち抜き、
 追撃しようとしたが、逃げる2名と死んだぷに太氏で階段が渋滞。
 しかも俺はCIRASに刺していたハサミが落っこち、それを拾ったが、
 どこにしまおうかとしばし停滞。
 赤ホテル方面ではひどい銃声がしている。

 さて。

 気を取り直して一気に駆け出すと、
 青ホテル2Fからこちらを伺っていたm0riさんが

 「げ、ゲロさんが来た!」

 と再び悲鳴を上げる。

 
 さぁ!逃げ惑いな!

 また俺様が来たよ!

 青ホテル2Fに突入すると大量の人。

 げ!こんなに!

 何人いるのかわからないが、ガチャコガチャコと連射して薙ぎ払う。
 が、まだ止まない攻撃でようやくもう一人見つけ撃ち倒す。

 と、目の前の板の向こう側にm0riさんが蹲っているのが見えたので、
 撃っちゃおうかなと思ったが、M1のマズルでゴツンゴツンと小突いて
 フリーズ死させる。

 もう死体なのか何なのかでごった返しの青ホテル2F。

 まだシェルに弾は残っているはず、と思ったら、
 視線の先に見た事がある緑の丸い頭。

 マロ伍長だ。

 こちらに背中を向けて赤ホテル側を索敵している様子だ。


 ハハハハ!

 丸頭!背中が丸見えだぜ!

 普段あまりマロさんの背中を見つける事などないので、
 ジックリ楽しみながら、十分に距離を詰めたところで
 マロ伍長の背中ど真ん中を撃ち抜き、赤ホテル方面へ疾走。
 角の青コーンまで来たところでバリケードの影でリロード。
 
 リロードしていたら、視界の端に転がった風船。

 やべぇ。命が一個落ちちゃったよ。

 自分じゃ付けられないしなぁ。

 と思っていたら、通路を歩いてくる人1名。

 
 「死体のクセに妙にこっちを見ないで歩いてくるな」

 とチラリと思ったが、
 ※わざとらしいくらいにコッチを見ていなかった。
 近くなったところで、ミノル氏である事に気付く。

 ああ、ちょうど良かった。
 ちょっとコレ背中に付けてくださいよ。

 「あ、はい」

 妙に素直なミノル氏に若干の違和感を感じながらも
 背中に風船を取り付けてもらう。

 「サンキューです」と礼をいい、立ち去ろうとすると

 「じゃ、お命頂戴します」
 と銃を構えるミノル氏。

 やはり貴様死んでなかったな!

 至近距離で痛いのお見舞いしてやるぞ!

 とM1を太ももに向けつつ、そしてミノル氏のクルツを左手で押さえる。

 
 ※良い子はマネしてはいけません。
 ※サバゲで相手の銃に接触したら双方ヒットです。
 ※ポンプ小隊はこういう時の為に十分な訓練を受けています(うそ
 

 はぅ!

 どこかで見た光景だ!

 去年、バロッソとこんな取っ組み合いをした覚えが。

 バロッソ⇒取っ組み合いと来たら

 俺の頭に出てくるのは「足払い」

 よぅし!ここは一気に足払いでブチ倒してだな!


 まて!

 多いに待て!

 俺が今組み合っているのは柔道経験者だぞ!
 
 危ない!
 ここは2Fだし!

 変に足払いとか掛けたら、体に染み付いた反射運動で
 投げ飛ばされてここから落ちたら俺死んじゃう!

 俺死んじゃう!

 しかし、ここでモタついたら
 逆にミノル氏が思い余って足払いとか
 かけてくるかもしれないしな!
 あまり時間はないぞ!

 短い時間で一生懸命考えた末の策は・・・・・

 サイドアームを抜く!

 ははは!
 俺の手コキハンドガンはコッキングした状態で
 ホルスターに入っているのさ!
 この距離なら一撃で!

 M1から手を離し、左手はミノル氏のクルツを押さえたまま、
 素早い動きで腰へ手を回す。


 ! 

 ホルスターどこ!

 腰ベルトが回ってしまい、
 随分真後ろに移動してしまっているホルスター。

 やっとの思いでハンドガンを抜いて発射するも

 外れたのか、弾が入っていなかったのか、ミノル氏死亡せず!

 大ピンチ!!


 ここでさらに意を決して、ミノル氏のクルツを解放し、
 コッキング動作へ。

 さすがに撃ち始めたミノル氏だったが、

 「みぞっち印の風船は伊達じゃない!」

 必殺の微妙な体揺すりによる風船防御とみぞっち印の風船の強度で
 持ちこたえ、なんとかミノル氏を撃破。

 
 疲れた・・・すごく疲れた。

 見ると赤ホテルの真ん中の部屋でマリリンがこっちを向いている。
 隣のマネキン部屋には1名敵の姿。

 「となり!となり!」

 と教えたが、動く気配なし。


 もう!
 俺かよ!


 ホルスターにハンドガンをしまい、スタスタと赤ホテルへ。

 袋小路の部屋に風船無しで1名なら、負けるはずがない。

 むしろ部屋の中で待つ身としてはたまらないはず。

 「降伏するなら今のうちだぞ!」

 一度降伏勧告をし、部屋を覗く。

 姿無し。

 マネキン部屋で、隠れるとすれば、ドア入ってすぐ右。

 M1がコッキングされている事を確かめ一気に入り、1射。
 ワタさんを仕留めたものの、背後からバン!バン!と破裂音。

 ええええ?

 ドアの裏に潜んでいたkabux兄貴により風船2個を割られ死亡。

 あああ・・・ヤラれちゃったよ俺・・・・


 悲しくうなだれて引き上げようとしたら、至近距離からしこたま撃たれる。
 
 ええええ!

 隣の部屋で待ち構えていたマリリンに死ぬほど撃たれた。

 

 その後、数名が再突入をしたが、
 最終的にマリリンはkabux兄貴が仕留めた様子。


 くやちぃ。



◆神の声

 kabux兄貴提案のシチュエーションゲーム。
 適当なタイミングで「神」から出される指示に従いつつ、
 ゲームを進行する。

 まぁ、折角だからシチュエーションを楽しまないとね。

 なんて思いつつ後ろで構えていたら

 「砂嵐によりメインアーム故障」

 そうか。そう来たか。

 2Fセフティ前からカポンカポンと手コキで撃つも、手ごたえなし。

 「砂嵐が収まり」
 「1Fが火事になり」
 「2Fまで延焼し」
 「建物が崩落」

 この頃にはコーラ小屋近くで教会付近の魔女と撃ち合いに。
 
 ええい、魔女ごときを倒せんとは歯がゆい!

 と思っていたら

 ズバシ!ズバシ!

 という音と共に魔女とその付近が一斉に死亡。

 潜入したヒゲ軍曹の仕業のようだ。

 結局REDチーム勝利。
 いや、あのゲームはあれでとても面白い。

 セフティに戻ると

 「楽しそうでしたね」

 と状況が開始される前に死亡したレンジャー君が
 肩を落として座っていた。

 シチュエーション戦で早く死んじゃだめ。



◆セミ戦160発(表/裏)

 赤ホテルを出た回は単身青ホテル下へ侵攻。
 スロープ小屋下の出入り口で外を警戒しているkabux兄貴を撃つも
 手前の格子の間を抜くのに苦労。
 「その場から動かないで」と願いながら、なんとか兄貴を倒し、
 そと周りで向かってきた軍曹と合流した記憶が。

 青ホテル側からのスタート時は、
 ホテル前の車の周りで「前が見えない」とジタバタするバロッソが、
 外から来た敵を見つけられずに犬死。
 スロープ小屋1Fに入ったミネ氏を、
 これまた隙間狙いでジックリ待ち伏せし
 ズバシと取った後、そのまま1Fに潜伏していたら、
 キルハウスを抜けてきたワタさんが目の前に登場。
 しきりにスロープ小屋の辺りを気にしているので、
 胴体ど真ん中を撃ったら、ビクッ!として止まったまま動かなくなった。
 あまりに動かないのでもう1射。
 この被弾で固まったのが溶けたワタさん死亡。

 確かそのまま2Fにあがり、教会方面まで進んだ後に、赤ホテル1Fの窓に
 チラつく敵を撃ち取った記憶がある。
 
 いやぁM1いいねぇ。とさらに撫でまわす俺。



◆セミ戦90発


 赤ホテルスタート。

 さすがに弾数が少ないからか、静まり返るフィールド。
 教会と赤ホテルの間の2F通路の狙撃ポイントで待機し、
 敵味方の動きを伺う。
 外を回ったm0riさん達は出入り口付近の戦闘で死んでしまった様子。
 思えばこの回の前後から、ヒゲ軍曹は鹵獲されて敵の手先として
 運用されていたんだった。

 ミニクーパー君がマネキン小屋で防衛戦を繰り広げるものの、
 パツンと撃たれ死亡。
 
 静寂のフィールドだが、2Fセフティ前付近に数名確認。

 今日の俺の相棒のM1君に全てを託し、その付近を狙撃し2名程度を落とす。
 その前後から居場所はまるっきりバレていたらしく、着弾が近づき、
 周囲の友軍も確認できなかった為、位置を少し変える。

 教会の先、2Fセフティ前からは死角に当たる部分に陣取り、
 ジッと自分自身の「動きたい衝動」「動かないと死んじゃいそうな衝動」
 そして、迫り来る見えない敵の恐怖に怯えつつも、ケツの穴にキュッと
 力を入れて耐える。
 そうでもしないと漏らしそうだ。

 しばらくするとフィールドに動きがあり、
 2Fセフティ前からヒゲ軍曹が移動。
 コーラ小屋を伝って下へ降り、スロープを駆け上がっていった。

 軍曹にしては珍しく大きな音を立てて移動するなと見ていたら、
 スロープ小屋の2Fで壮絶な戦闘。


 ガチャコ!ガチャコ!ガチャコ!
 ズバン!ズバン!ズバン!



 ガチャコ!ガチャコ!ガチャコ!
 ズバン!ズバン!ズバン!



 ガチャコ!ガチャコ!ガチャコ!
 ズバン!ズバン!ズバン!



 えええええ!
 そんなに!


 あまりに激しすぎる戦闘に二度見しながらも、
 バロッソ少尉とヒゲ軍曹共に死亡。

 ようしバロッソよくやった。
 キミが軍曹を倒したところで俺がヤリやすくなったぞ。

 指揮官を失った残存勢力がイカほどかはわからんが、
 1名ないし2名と言ったところだろうから。
 ここはさらに待つよ。この位置は良い位置だしね。

 少々待ちくたびれてイライラしながらも、ジッと耐えつつ耳を澄ますと、
 フィールドに2つの音。
 1つは遠く。
 1つは近く。

 近くの音の主はキルハウス方面から近寄ってきている。

 そして、眼下のバリケードに登場したAKのマズル。

 ミネ氏かレンジャー君のどちらかだ。

 そっと体を動かし、十分な射角を取ると、本体が見えてきた。

 巨体レンジャー。

 この距離だと外しようがないぜ!

 ズバシ!

 やや乱れた弾道だったが手応えアリ。
 が、同じくビクッ!として固まってしまったレンジャー君。

 どうだ驚いたか!漏らしちゃったか?!

 ズバシ!

 トドメの第二射を胸板にブチ込み、
 最後の手段用に顔面をサイティングしながら
 次弾を装填すると、怯えた顔がこちらを見上げてヒットコール。

 と、ここで終了のコール。

 おや、1人だったか。と退場しようとしたら、
 電話ボックスの辺りからミノル氏が出てきた。

 「せっかくゲロさんの位置がわかってこれからってとこだったのに」

 危なかった。

 
◆暗闇手コキ(表/裏)

 手コキハンドガン1マグ戦。
 しかも照明は中央のみ。

 青ホテルスタートの表。
 疲労からか集中力散漫。

 コーラ小屋から2Fへ登ると、
 先の2Fでぱんつまんがビコンビコンとしてる。
 ※後に敵の弾を消費させようと遊んでいたらしい。

 その後ろでその様を眺めていると、さすがにぱんつまん死亡。
 遊びは長く続かなかった。
 
 静寂に包まれたが、先ほどのぱんつまんを撃った射手は、
 例の教会と2Fセフティの間の死角位置に居るらしき音だったので、
 2Fセフティ前を一気に疾走すれば死角からの射撃は
 やや横方向になるので、手コキなら当たるまい!
 
 と読んで、通路を疾走。

 真正面の青コーンの裏に居たヒゲ軍曹、
 そして死角に居たミノル氏に撃たれ死亡。

 コーンの裏とは思わなかった。

 裏。
 赤ホテルを出発したREDチーム精鋭(笑)
 ぱんつまんを先頭に、バロッソ、ゲロ、と続く。

 2Fセフティの扉のところにプローンしたぱんつまん。
 通路角にプローンしたバロッソ。
 死角から二人の下をカバーする予定の俺。

 カポンカポンという音が暗闇に響いている最中、
 中央小屋の梯子をドカドカと登る人が1名。

 マリリン。


 無謀だぞ!
 すごい無謀だぞ!

 カポン!

 「あっ」


 カポン!

 「おっ」


 夫婦同時に昇天。
 きっと夜の夫婦生活もそうに違いない。

 
 が、間抜けな俺はそんないやらしいことばかり考えていたので、
 ぱんつまんがどこから撃たれたのか、を考えずに前に夢中になっていた。


 ら。

 カポン!

 「はぅ」

 先のゲームでレンジャー君が来た道を、音も無く登場したヒゲ軍曹に
 腹を撃たれ死亡。

 
 その後、聞くところによると、通路を突貫したレンジャー君により
 バロッソ少尉は踏み潰されたとかされないとか。









【あとがき】

寒かったけど、やはり楽しいポンプ祭。
多弾マグを排除しただけで、だいぶ様子が変わった気がします。
タクティカル練習でもわかったけれど、
力押しでなく、正確に狙う事。
これは大事な事なんだね。

その上で多連使えば、カナボウ。
オニニカナボウ。
藪からスティック。


※記憶とは曖昧なので正確なレポートではありません。




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Posted by UNIFORM01 at 12:47│Comments(0)
 
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